情報(IT)に関する委託契約


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技術革新が激しく、特にインターネットの普及が加速すると共に、新たな技術が生まれてきています。(ASP、SNS、WEB2.0、スマホ、クラウド、ビッグ・データ、AI、IoT、各種のセンサー技術、アクチュエータ(制御)技術 等々。)

したがいまして、先に「業務委託契約」の基本3類型「物、サービス、販売」の(ひな型)を提供いたしましたが、「情報」(IT)に関し同じ趣旨で(ひな型)を提供することは困難です。

その理由の第一は上に挙げましたように「技術革新の速さ」にあるのですが、「情報」自体の「特質」にあります。すなわち、「情報」は「無体物」であり、いかようにでも「変容」するものであるからです。そして、その「変容の態様」が上記の新たな技術によって加速度を増しているところにあります。

また、情報は先に挙げました「物、サービス、販売」の業務委託契約の土台情報となるものでもあり、昨今の情報技術によって「物、サービス、販売」の契約態様にも変革を迫るところとなっています。(ビジネスのあらゆるセグメントにおいて、その活動はIT(情報)によって成り立っているのです。 【情報を制するものは全てを制する!】 

以上の時代環境下、「情報」はその特質を益々先鋭強化し、人々の生活の中に食い込んできています。まるで生き物のように。
このような中、当サイトでは、軽々に「これが標準書式ですよ」とは言いがたいと考えています。

しかしながら、このような認識の下、現状いくつかの契約類型(レガシーな契約類型)があることを整理しておく必要はあります。(「現実・実態」を鳥瞰する。)
以下、個々の契約類型の具体内容を知る前に、事業主体者の関係性(契約関係)を概観しておきましょう。また、今後の関係性の推移を予測しておきましょう。
以下3つの図解が参考になるでしょう。

【1】「システム開発」についての契約関係 (開発の委託)
【2】「ITサービス」の契約関係     (サービスの利用)
【3】「IoT社会」のイメージと契約関係 (新たな契約関係へ)

尚、個々の契約類型の「標準書式」(ひな型)の紹介と解説につきましては、別途(別コーナーを後日記載することを)予定しています。しかしながら、お客様個別の現在の現実上のご質問・お困りごとには、個別にご回答いたしますので、どうぞお気軽にお問合せください。

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